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白描

白描    台中

スタイル住宅提案|ゼロから始める、暮らしに寄り添う温もりの空間

本案件は台中での室内設計プロジェクトで、スケルトン状態(毛胚屋)からスタートしました。空間のレイアウト、動線や機能、素材、光、設備の統合まで、すべてをゼロから設計し、オーナーの暮らしに合わせて一つひとつ丁寧に作り上げています。

ヒアリングを重ね、居住者のライフスタイルや好みに基づき全体のプランニングを行い、家の隅々まで「ちょうど良く生活に応える空間」となるように仕上げました。

オーナーの好みは北欧スタイル。自然で純粋、そして温かみのあるデザインを求められたため、空間全体を白を基調とし、木目素材を合わせ、さらに金属やアートペイントを加えることで、軽やかさと深みを両立。静けさの中にも豊かな表情を持つ空間を実現しました。

リビングデザイン|AVシステム統合と素材ディテールの共演

 

リビングは住まいの中心。空間比率による心地よさを大切にしつつ、オーナーが重視するAV機器を統合しました。オーディオと映像を楽しむオーナーのため、音響・プロジェクター・配線を設計段階から確保し、視覚的にすっきりとしながらも操作性とシステムの完成度を担保しています。

天井に存在していた構造梁は、アールを描く天井デザインで柔らかく処理し、空間に自然に溶け込ませることで圧迫感を与えない仕上がりに。

 

展示キャビネットにはチタンコーティング金属を採用し、上質で繊細な反射を演出。壁面は「牆點子」によるアートペイントで仕上げ、手仕事ならではの質感と光の陰影を空間に加えました。床材には異なるテクスチャの大判タイルを組み合わせ、落ち着いたトーンで素朴さと奥行きを持たせています。

廊下デザイン|ただの通路ではなく、暮らしをつなぐ延長線

 

まっすぐ伸びる廊下は、単なる移動のための通路ではなく、生活のリズムを繋ぐ場としてデザインしました。木目や金属のアクセントを取り入れ、白色アートペイントを施すことでシンプルながら表情豊かな空間に。

上下の間接照明で光が柔らかく流れ、歩くたびに空間全体に動きを感じられます。中ほどにはアートディスプレイを設け、廊下に視覚的な節目を作り、単調さを和らげるとともに日常に美を取り込みました。

各部屋デザイン|統一感の中に個性を映す

 

それぞれの部屋は異なるトーンの木目をテーマとし、鉄素材やアートペイントを組み合わせて、全体に一貫性を持たせながらも個々の個性を表現しています。部屋ごとに異なるリズムや表情を持ちつつ、全体が呼応し合うことで、空間全体が調和しながらも単調にならない構成に。

壁面塗料には「虹牌」の康潔麗シリーズを採用。自然な色合いに加え、防汚性、低臭気、耐洗浄性に優れており、日常的に長く使う住まいに最適です。デザイン性と機能性の両立を実現しました。

結び|デザインとは、スタイルではなく暮らしの選択

 

スケルトンから完成までの道のりは、オーナーとの綿密なコミュニケーションを重ねながら形にしていった過程でした。私たちは「デザインは特定のスタイルを示すためではなく、暮らしに寄り添い、日常に溶け込む空間をつくること」と信じています。

 

光や影、素材のひとつひとつの選択。そのすべてが住む人の習慣や感覚に対応しています。そこにこそ、デザインが存在する価値があるのです。

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攝影 / Positive photography正面攝影

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