
YADINGNI
台中一中店
アディニ 一中店
アディニ 一中店|台中レストランデザイン
本プロジェクトは、舞夏設計とアディニによる5店舗目の取り組みです。
外観のグリーンの門枠はブランドアイデンティティの一部として、これまでの店舗デザインを継承しています。インテリアデザインもブランドが築いてきた世界観をベースにしながら、空間条件や商圏特性に合わせて細部を調整しました。
一中店における最大の課題は、人通りが多く視覚的競争の激しいエリアの中で、ブランドの空気感を安定して、そして明確に伝えることでした。
アディニ ブランドデザイン実績
ファサード|ブランドアイデンティティを継承し、一中エリアでの視認性を確立
鮮やかなグリーンのファサードとブラックのサインは、アディニを象徴する外観デザインです。ブランドを知るお客様が一目で認識できるよう計画されています。
入口には植栽と縦型デジタルサイネージを設置し、街並みに自然な生活感を加えました。ガラス扉越しに店内の光が柔らかく漏れ出し、通行人が意識せずとも空間の雰囲気を感じ取れる構成となっています。
カウンター|モールディングとブランドメッセージ
カウンター背面は白い装飾モールディングで構成し、立体的な金属文字「Attenersi A Delizioso」を配置しました。
イタリア語で「美味しさを貫く」という意味を持ち、アディニの長年のブランド精神を象徴しています。入店時に自然と視線が集まる位置に設置することで、店舗のコンセプトを明確に伝えています。
モールディングによって生まれる陰影が空間に奥行きを与え、軽やかで清潔感のある印象を演出。後方の落ち着いた暖色系の客席空間とのコントラストも生み出しています。
客席エリア|アーチ壁がつくる空間の個性
客席エリアでは、アーチ形状の壁面を空間の主役として設計しました。表面にはキャラメルブラウンのテクスチャ塗装を施し、下部にはライン照明を組み込んでいます。
シンプルな構成でありながら、空間全体に静けさと温かみを与え、「ゆっくり食事を楽しめる場所」としての雰囲気を明確に形成しています。
真鍮の円形ペンダントライト、木製テーブル、ハニーカラーの木製チェアを組み合わせ、全体を暖かみのあるブラウン系トーンで統一。控えめながらも長く愛される空間を目指しました。
ボックス席にはグレーブラウンのファブリック素材を使用し、適度なプライバシー性を確保。異なる席タイプを意図的に配置することで、多様な利用シーンに対応しています。
天井デザイン|露出配管と照明レイヤーの統合
天井は既存の配管をあえて露出させ、白く整えて仕上げています。ダウンライトとスポットライトを組み合わせることで、限られた天井高の中でも視覚的な広がりを確保しました。
これは舞夏設計が台中の商業空間で多く向き合ってきた現実的条件のひとつです。難しい技法ではありませんが、空間の印象は照明のレイヤー設計によって大きく左右されます。
チェーンブランドにおける空間の積み重ね
逢甲店から一中店まで、5店舗にわたる実践を通して、同じブランド言語の中から、それぞれの空間にふさわしい形を導き出してきました。
共通するデザイン要素によってブランド認知を形成しながら、細部では地域性や空間条件に応答する。
それこそが、チェーン型飲食空間を設計する際に最も重要なポイントだと考えています。
あなたのブランド空間にも、さらに豊かな可能性を加えてみませんか。
台中レストランデザイン、台北商業空間デザイン、多店舗展開のブランド空間まで、舞夏設計は一つひとつの空間づくりに真摯に向き合っています。
ぜひお気軽にご相談ください。
記憶に残る空間を、共につくり上げましょう。
撮影 / 一恩商業攝影 Jeylih Peng
Interior by Woosha Design
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